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せつない仮定法(1)

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英語の時間へようこそ。

「もし…」が全て仮定法とは限らない。「もし明日が雨なら、花火大会は延期」と言うのは仮定法ではなく、条件。雨天になるかどうかが不明だから。

 「もし明日が日曜日なら、参加できるのですが(実際には無理)。」と言うのは仮定法。日本語の字面は同じ「もし…なら、…」ですが、明日は日曜日ではないとわかっていながら、仮に日曜だとしたらの話だけれどね というのが仮定法の世界。例えば、明日が金曜日なのに「明日は日曜」と そのまま言うとウソを言うことになるので、わざと動詞を古くすることで「本当は日曜ではないとわかっていますよ」とサインを出すわけです。これが、時に せつない わけです。

 動詞を「古くする」とは、時制を過去にずらすのです。          現在のこと→わざと過去形を使う                     過去のこと→(過去形よりもさらに前のことを表す)過去完了形を 使う

 例:(もし今)俺がお前のおふくろなら  If I was your mother…

I am your mother. と言ったらウソつきになるから、was なのです。

 これはボンジョヴィ(Bon Jovi) というバンドの歌詞にあるので、よ かったら聴いてみてください。すぐ聴きたい場合は0:23あたりからどうぞ。

 現在、今この時( present )は、宇宙からの贈り物。今日もありがとう。

 

 

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