
英語の時間へようこそ。
皆さんは、宇宙からメッセージが来たな~!と思えることはありますか?
これ、自分に言われているな~と思えること。他人の何気ない会話だったり、タクシーのラジオからの音声だったり、見かけた雑誌の記事だったり、たまたま目に入った街のポスターだったり、目の前を歩く人のTシャツの背中に書かれた言葉だったり…。
私はよくあるのです。例えば、ずっと前に携帯電話も時計も持たずに出かけてしまった時、電車の中で「今、何時かな?」と思った瞬間、近くの席に座っていた二人連れの一人が自分の腕時計を見て「2時46分だ! もうこんな時間か」と、もう一人に言うのが聞こえて、おかげで時間がわかった時は感謝でした。
またある時は、量子力学に興味を持って、やはり電車の中で「『量子』って、英語で何ていうんだっけ?」とふと思った瞬間、隣に座っていた受験生らしき若者が開いていた単語集の、まさにその開いていたページの私側に
quantum 量子
と、載っていてビックリしたり! 他にも、もっと奇跡的なことや、偶然で片付けることが到底できない、宇宙が答えてくれたとしか思えないことがたくさんありました。全部は一度に書ききれないのですが、今日は心の底から感動したことがあったので、紹介させていただきます。
2021年8月31日(火) 明日は始業式という高校も多い、8月が終わるこの日、夏期講習の最終日にあたる生徒さんに会いました。彼が着ていた、厚みのあるしっかりした素材のTシャツに、英語がたくさん書いてあって、目に入ったので、英語の勉強になると思って、一緒に読んでみました。それは…
Forgiveness is a gift you give yourself.
God doesn’t require us to succeed; he only requires that you try.
Never let your memories be greater than your dreams.
「許すことは、自分が自分に与えるギフト。
神は私たちに成功することを求めてはいない。トライすることを求めているだけ。
思い出(記憶)が夢(希望)よりも大きくなることのないように。」
Forgiveness is a gift ( which ) you give yourself.
a gift の直後に関係代名詞( which または that )が省略されています。require という動詞は「リクエストする」に近い意味で、学校の required subjects は「学校側から生徒に reruire された教科」→「必修科目」のことです。人生の必修科目は、トライすることなのですね!
実はこの前日、大失敗をやらかし、私は自分の不甲斐なさに落ち込みました。愚かな自分に呆れ果て、自分を許せない気持ちでいっぱいでした。そんな自分にまさに宇宙が贈ってくれたメッセージだとしか思えず、感動してメモしました。
「自分にダメ出ししない」ようにと生徒には伝えるのに、自分はできていなかったのでした。ダメな自分を許す。罪悪感を手放す。それは、自分にしかできないこと。この地球に生まれてきたのは、何かにトライするためで、成功するかどうかは二の次。この世に失敗はない、生きてるだけで大成功!もし失敗があるとすれば、失敗を恐れて何も行動しないことなのだろう。
「自分の記憶(=過去)を、自分の夢(=未来)よりも大きくしてはならない。」これは、辛い過去に影響されて未来に向かわないのはもったいないという意味もあるだろうし、「あの頃は良かった」と過去に執着して今の自分を楽しまないのはもったいないという意味もあるだろう。
誰にとっても、明日も生きていられる保証はどこにもない。命は時間だとも言える。だから、過去にとらわれて時間を過ごすのはもったいない。よりよい未来のために、今できること・心ひかれることを行動にうつしたい。
愛する存在・大切な人・感謝している相手に、愛と感謝を伝えたい。先延ばししてもいいのは、それをしないで死んでもかまわないことだけだ。
「現在 今この時(present)」は、宇宙からの贈り物。今日もありがとう。